Newt終了で困っている企業が選ぶ代替ヘッドレスCMSの3つの乗り換え先

2026年11月24日をもって、国産ヘッドレスCMS「Newt」のサービス提供が終了することが発表されました。

公式のリリース内容は以下の通りです。

日時内容
2025/5/20(火)サービス終了に関するお知らせ(本告知)
新規スペースの作成終了
2026/11/24(火)ヘッドレスCMS「Newt」サービス終了

参考:ヘッドレスCMS「Newt」サービス終了のお知らせ

新興サービスにはサ終はあるあるだと思いますが、Newtが終了になるとは…

オープンソース系のプロジェクトを使わない一番のデメリットはこういうことがあることだと思います。そこで、Newtから乗り換える際にどういうサービスがあるのか、ということをまとめて紹介したいと思います。

この記事でわかること

  • Newt終了で起こる3大リスクと対処法
  • 実際に選ばれている3つの乗り換え先と選定ポイント
  • よくある疑問と解決策をまとめたQ&A
  • 移行を成功させるための“次の一歩”
目次

想定している読者

  • Webディレクター、マーケ担当者、情シス、CTO
  • Newtを利用中 or 利用を検討していたが終了報告で迷っている
  • フロントエンドはNext.js/Nuxt.jsでJamstack運用している
  • 技術に明るくないが「安全な移行方法」を探している

Newtの終了で結局どうなる?

  1. サイトが表示されなくなる
    APIが止まると、Webサイトの一部もしくは全体が読み込めなくなります。
  2. サイトや記事などのコンテンツデータがなくなる
    Newtの管理画面が閉じれば、過去に入力した情報にアクセスできません。
  3. 緊急移行で予算が膨らむ
    「時間がないから外注しよう」と慌てて依頼すると、相場の2〜3倍の費用が発生することも。

つまり、Newtの終了=待ったなしの環境再構築です。Newtが停止してからでは、復旧にコストも時間もかかります。そこで、“選び直せる”うちに動くことが重要です。

Newtユーザーが選んでいる乗り換え先3選

「もうCMSの終了に振り回されたくない」と考える企業が選ぶなら、オープンソースのCMSを使うことが必須になります。microCMS/Contentfulと言ったサービスはNewtと同じく企業が提供するSaaSサービスである以上、Newt同様にサービス終了リスクがゼロではないからです。

ただし、microCMSは国産CMSとして2019年からいち早く発表され、日本国内では普及率の高いサービスとなっています。シェアの高いサービスは終了可能性は低いため、microCMSも選択肢の一つになるでしょう。

ここでは、実際に多くのNewtユーザーが選んでいる乗り換え先ベスト3をご紹介します。


1. WordPress REST API構成(非エンジニアにもやさしい)

「誰でも簡単に更新できるCMSがいい」「でもAPI連携も必要」

そんな企業にもっとも選ばれているのが、WordPressをヘッドレスCMSとして活用する構成です。

特徴まとめ

  • おすすめ対象:社内にエンジニアがいない企業、広報・マーケが主体で運用したい場合
  • メリット:世界中で使われるCMS。直感的なUIとAPI出力を両立
  • 導入コスト:初期50万円〜、月額保守5万円〜

WordPressは、もともとブログや企業サイトで広く使われてきたCMSですが、現在ではREST APIやGraphQLを活用して“ヘッドレスCMS”としてもカスタマイズすることができます。

HTMLやCSSの知識がなくても、記事の投稿や画像の差し替えができるため、マーケティングチームや広報担当が内製で情報発信できるのが大きな魅力です。

実際に、Next.jsと組み合わせてヘッドレス構成を導入した企業では、ページ表示速度が改善され、SEOスコアが90点台をキープできるようになりました。「最も安価に乗り換えがしたい」そんな方にぴったりの選択肢です。


2. Strapi(開発チームと共に育てられるCMS)

「APIは自社でコントロールしたい」「開発チームの自由度を大事にしたい」

そんな企業には、オープンソースで柔軟性の高いStrapiが選ばれています。

特徴まとめ

  • おすすめ対象:Node.js/TypeScriptでの開発に慣れている企業
  • メリット:自己ホスティングでサービス終了リスクなし。API設計も柔軟
  • 導入コスト:初期50万円〜、月額保守15万円〜

Strapiは、Node.jsベースで動作する完全オープンソースのCMSです。

管理画面のUIもカスタマイズでき、GraphQLやREST APIにも対応。

「自分たちでCMSを育てていきたい」という志向の企業にぴったりです。

特に、大規模なデータ処理やヘビーなAPI設計が必要なプロジェクトに向いており、ストレージの構成やロジックも含めてフルコントロールできます。

ある大規模メディア企業では、Strapi導入によりビルド時間を50%短縮。APIレスポンスの高速化にも成功し、ユーザーの離脱率が下がりました。

社内外に開発リソースがある企業には、もっとも強力なCMS構成のひとつです。


3. microCMS(大手企業・官公庁・教育機関でも導入されている国産ヘッドレスCMS)

「できるだけ手間なく運用したい」「非エンジニアでも扱えるCMSがいい」

そんな企業には、UIとサポートに優れた国産のSaaS型ヘッドレスCMS・microCMSが選ばれています。

特徴まとめ

  • おすすめ対象:エンジニアがいない or 限られた体制でもWeb運用したい企業
  • メリット:導入が早く、ノーコードでも扱える。国産でサポートも安心
  • 導入コスト:初期50万円〜、月額保守15万円〜(月額サービス費9,000円〜)

microCMSは、非エンジニアでも使いやすいUIと、柔軟なAPI設計を兼ね備えたSaaS型CMSです。

導入スピードが非常に早く、HTMLやCSSがわからない広報担当でも、簡単にお知らせ・ブログ・ページ更新ができるのが大きな魅力です。

REST APIに対応しており、Next.jsやNuxt.jsなどのフレームワークともスムーズに連携可能。Webhookや外部連携機能も充実しているため、Jamstack構成とも相性抜群です。

ある広報チームでは、エンジニアを介さず、社内報や更新コンテンツをすべて内製化。導入初日から更新が可能になり、リリーススピードが大幅に向上しました。

「Web運用に手間をかけたくない」「それでもちゃんとしたCMSにしたい」そんな企業にとって、最も現実的で安心できる選択肢のひとつです。

あなたに最適なのはどれ?

CMS選びは、“今”の状況ではなく“これから”の戦い方に合っているかどうかが鍵です。

  • 社内チームで更新を回したい → WordPress REST API構成
  • 技術的に尖った構成で勝負したい → Strapi
  • 使いやすいUIと十分なセキュリティ強度を求める → microCMS

また、Web開発を得意とする弊社では、あなたの要件・構成にぴったりのCMSを、弊社エンジニアが比較・提案することが可能です!選び方に迷ったら、無料でCMS診断レポートをお届けしますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

WordPress開発歴6年。
ベンチャー企業のオウンドメディア開発、中古車検索サイトの開発、WooCommerceを用いたECサイト開発、会員登録機能付きのサイト開発、求人検索サイトの開発など、多くのWordPressサイトを開発してきました。MVPではじめて運用に合わせて拡張保守していくスタイルのアジャイル開発が可能なので、100万円程度のご予算でも新規事業開発を立ち上げることが可能です。

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