「ペライチで作ったLPをWordPressに移行したいけど、旧URLが404エラーになって困っている…」
そんな悩みを抱えていませんか?
ペライチは初心者でも簡単にLP(ランディングページ)を作れる便利なツールですが、より自由度の高いWordPressに移行したいと考える人も多いでしょう。しかし、移行後に旧URLが404エラーになると、せっかく集めたアクセスやSEO評価が失われてしまうという問題が発生します。
この記事では、ペライチのLPをWordPressに移行し、Xサーバーの「サイト転送」機能を使って旧URLから新LPへリダイレクトする方法を初心者向けに分かりやすく解説します。「リダイレクトって難しそう…」と思っている方でも、3つのステップで簡単に設定できます!
移行の背景と目的
ペライチは、直感的にLPが作れる、テンプレートが豊富で手軽にデザインできるというメリットがありますが、デザインや機能のカスタマイズが制限されていたり、SEO対策の自由度が低いといったデメリットもあります。そこで、SEO対策がしやすく、デザインの自由度が大幅に向上するWordPressに移行したいという訳ですね。
しかし、単に移行するだけでは旧URLにアクセスしたユーザーが404エラーになってしまうため、適切なリダイレクト設定が必要です。
作業手順の全体の流れ
- ペライチ側で独自ドメイン設定の解除
- XサーバーのDNS設定で、ペライチ用のAレコードを削除
- Xサーバーのサイト転送機能でリダイレクト設定を行う
各ステップの詳細
【ステップ1】ペライチ側の設定変更
旧LPの独自ドメイン設定を解除し、ペライチドメイン(サブドメイン)に戻す
手順
ペライチの管理画面にログインし、対象のLPの編集画面へアクセス。
「ページ情報編集」もしくは「基本設定」から、独自ドメインの設定部分を見つけます。
独自ドメイン設定を解除し、サブドメインURL(ペライチが自動で提供するURL)に切り替えます。
設定変更後、「保存」して終了。
【ステップ2】XサーバーのDNS設定変更
旧LPの独自ドメインがペライチのIPアドレスを指している設定を解除する
手順:
Xサーバーのサーバーパネルにログインし、「DNSレコード設定」の項目を開きます。
対象の独自ドメインを選択し、一覧に表示されるAレコード(ペライチのIPアドレスが設定されているもの)を確認します。
該当するAレコードの「削除」ボタンをクリックし、設定を解除します。
【ステップ3】Xサーバーのサイト転送機能でリダイレクト設定
旧URL(独自ドメイン)にアクセスした際に、自動で新しいWordPressのLPへ転送する
手順:
再びXサーバーのサーバーパネルのトップページに戻り、「サイト転送」または「サイト転送設定」の項目を開きます。
「リダイレクト設定追加」ボタンをクリックし、設定画面へ進みます。
設定内容
アドレス(旧LPのURL): ここに、以前ペライチで使用していた独自ドメインを指定。
リダイレクト先(新LPのURL): 新しくWordPressで作成したLPのURLを入力。
ステータスコード: 301(永久リダイレクト)を選択するのが一般的です。
設定内容を確認し、確定(「確認画面に進む」などのボタンをクリック)して完了させます。
注意点
対象ドメインの条件
この方法は、もともとペライチで独自ドメインを設定してLPを作成していた場合のみ有効です。ペライチが提供する無料ドメイン(ペライチドメイン)では利用できません。
すべての設定が完了したら、実際に旧URLにアクセスして新LPへ正しくリダイレクトされるか確認しましょう。